豊かな人生を実現する働き方を追求——好きなことと仕事の二軸で生きる
アロワナパートナーズ株式会社 代表取締役CEO 兼 グループ代表 高柳 寛樹 さん
2023/01/31
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
本学の講義やイベントで講師を務めた、立教卒の“リーダー”たちの言葉をご紹介します。
情報技術分野での「シリアルアントレプレナー(連続起業家)」として25年のキャリアを持つ一方、組織へのITを柱としたアドバイザリー業務、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の特任准教授などを務めています。
初めての起業は大学2年次に創業したソフトウェア開発会社で、研究室の仲間や先生方に支えてもらい、軌道に乗せることに成功しました。これまでに計5社の創業に関わり、現在はベンチャー企業に投資を行うアロワナパートナーズを中心に活動しています。
会社の本店所在地は東京都ですが、私は長野県北安曇郡白馬村に住んでいます。経営する会社の社員も自分の好きな場所で仕事をする「ノマドワーカー」です。コロナ禍でリモートワークやワーケーションも珍しくなくなりましたが、社員が国内外のどこからでも働けるようにしたのは約15年前。当時は異端でしたが、世間がDX※という概念とともに追いついてきたと感じます。
※DX:デジタルトランスフォーメーション。IT技術の浸透が、人々の生活をより良くするという考え方。
初めての起業は大学2年次に創業したソフトウェア開発会社で、研究室の仲間や先生方に支えてもらい、軌道に乗せることに成功しました。これまでに計5社の創業に関わり、現在はベンチャー企業に投資を行うアロワナパートナーズを中心に活動しています。
会社の本店所在地は東京都ですが、私は長野県北安曇郡白馬村に住んでいます。経営する会社の社員も自分の好きな場所で仕事をする「ノマドワーカー」です。コロナ禍でリモートワークやワーケーションも珍しくなくなりましたが、社員が国内外のどこからでも働けるようにしたのは約15年前。当時は異端でしたが、世間がDX※という概念とともに追いついてきたと感じます。
※DX:デジタルトランスフォーメーション。IT技術の浸透が、人々の生活をより良くするという考え方。
白馬村でスキーを楽しむ高柳さん
ノートパソコンやスマートフォンがあれば仕事ができるため、私自身もスキーシーズンには始業前にゲレンデで滑ったり、リフトに乗りながらメールを返信したりすることもあります。自分の好きなことをしながら働くことは、多くの経験をもたらし、人生を豊かにすると考えています。後輩の皆さんには、好きなことややりたいことを見極め、自分を信じて社会へ羽ばたいてもらいたいですね。
※本文は、2021年度全学共通科目「立教OBOGの『社長の履歴書』」のゲスト?スピーカー(講師)として登壇した講義の採録です。
※本記事は季刊「立教」262号(2022年11月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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プロフィール
PROFILE
高柳 寛樹さん
代表取締役CEO 兼 グループ代表
1999年 社会学部社会学科卒業
2000年 社会学研究科社会学専攻博士課程前期課程修了
1976年東京都生まれ。1997年、立教大学2年次にソフトウェア?インターネットの会社を創業。以後複数の会社を起業。現在はアロワナパートナーズ代表取締役CEOをはじめ上場企業の社外取締役などを兼務。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任准教授、立教池袋中学校?高等学校兼任講師、全日本スキー連盟の教育本部専門委員、作曲家?編曲家。著作『続?まったく新しい働き方の実践』『「IT前提経営」が組織を変える』ほか。
高柳寛樹研究室公式サイト